
微量でも大きな役割を持つビタミン
2020年5月4日
三大栄養素の代謝を助ける動きをしているビタミンは、その役割が大きいにもかかわらず、
現代社会では摂取量が不足がちしていると言われています。
ビタミンが不足すると、病気を発症することが知られていますが、どのようなビタミンが不足すると、
どのような病気になるのかと言うと、
最も有名なことは、ビタミンB1の欠乏状態が続くと脚気になるということですね。
これは、昔の食生活に起因することなのですが、現在は食生活が洋式になりましたが、
その昔は玄米や七分つきのお米を食べたりしていました。
実はお米の外郭部分にはビタミンB1が多く含まれていたのです。
ところが今は見た目のキレイなお米が美味しく見えますので。いわゆる白米を食べることが多いです。
この白米にする過程、精米の段階で外郭を取り除いてしまうので、ビタミンB1やミネラルの量も
少なくなってしまっているのです。
こんな減少はお米に限らないと思いますが、おいしい食べ物だからといっても、
十分なビタミンを摂取できている状態ではないと言うことになりますね。
実は、ビタミンは、身体の中では作れない栄養素です。
なので、どうしても食べ物など身体の外から摂取する必要がありますね。
ビタミンの補給は、食生活の中でも、とっても重要なことです。