
水溶性と脂溶性のビタミン
2020年5月4日
ビタミンには、水に溶けやすいものと水には溶けにくいものに分けられます。
水に溶けやすいビタミンを水溶性ビタミン、
水にほとんど溶けないビタミンを脂溶性ビタミンと呼ぶのですが、
ビタミンB1をはじめとしてビタミンは大きく分けると13種類になりますが、
それぞれがこの2つに分類されていることはご存知の人の多いかもしれません。
では、それぞれの特徴までとなると、うまく言葉にできない人も増えてきますね。
13種類のビタミンを水溶性と脂溶性に分けてみて、知識のおさらいです。
■水溶性ビタミン
ビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)
ビタミンC
■脂溶性ビタミン
ビタミンA、D、E、K
簡単に特徴から比較してみると、
水溶性ビタミンは、その名のとおり、水に溶けやすいので、摂取しても身体にとって余分なものは、
おしっこと一緒に排泄されてしまいます。
なので、過剰摂取の心配はいらないのですが、調理によっては壊れやすいので、そうしても不足しがちなる
傾向がありますね。
逆に脂溶性ビタミンは、ビタミンEを除き、A,D,Kは、大量に摂取していくと、体内に蓄積していくために、
過剰摂取の心配が考えられるのですが、一般的な食品から摂取する分については、
量に関して心配する必要はないといわれています。

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